小説タイトル | 作者名 |
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私は次の水菜様 | ルナ |
私が生まれたのは、水菜様の伝承がある古東村《ことうむら》。 恋人に裏切られ、失意のまま殺された水菜。 彼女は多くのものを殺し、さらに恋人 に殺された。そんな彼女は、幼いころの 私には愚かとしか映らなかった。 裏切られたからと言って、誰かを 殺すなんて、と。 幼いころに彼女をバカに、笑った私の中に、 入ってきた、水菜様。私は彼女の呪縛 から逃れられるの!? 私こと、主人公の香也清香《かやさやか》が 水菜様の夢や呼びかけと戦い続ける 物語、ここに開幕。 |
小説タイトル | 作者名 |
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人影は夢で笑う | 胡麻油じゃこねぎ |
大学生の詩織は、友人の美鈴に「毎晩悪夢にうなされている」という相談を受ける。その夢は、黒い人影が周囲の人を殺しながら、徐々に近づいてくるというものだった。真剣に取り合わず、恋人の直樹との時間を優先させようとする詩織だったが、詩織も美鈴と同じ夢を見続けるようになってしまう。詩織の見る夢でも人影は徐々に近づいてくる。 夢の中で人影に捕まってしまうとどうなってしまうのか。 人影がもう目の前に迫ってきていると恐れる美鈴に、そして美鈴と同じ夢を見ている詩織に、一体何が待ち受けているのか…… お初にお目にかかります。胡麻油じゃこねぎです。ノリでこのサイトに登録した後、何をしていいかわからなかったのでとりあえずこのイベントに参加させていただきました。制限一杯の三作品作ってみましたので、そちらもよろしければご覧ください。 |
小説タイトル | 作者名 |
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夢日記 ~よかった~ | 胡麻油じゃこねぎ |
私には幸せになれる魔法がある。朝起きた時に、見た夢を日記帳にそのまま書くだけ。そう、いわゆる夢日記。だけどただの夢日記じゃない。 私の見る夢は現実になっていく。良い夢も悪い夢も。だけど、たとえどんな夢を見て、どんな事が起こっても私は幸せになれる。 事故があっても助かる。恋人と喧嘩をしても上手く仲直りできる。大金持ちにもなれる。 ただ夢を見て、それが現実になるだけじゃない。現実の世界でどうすれば助かるのか、どうすれば幸せになれるのか。そういったことを私の夢日記は教えてくれるのだ。私の書いたものとは異なる一文を添えて。 それが幸せになれる魔法「よかったの魔法」 私はその通りに行動する。 この「よかったの魔法」があれば私は幸せになれるんだから…… お初にお目にかかります。胡麻油じゃこねぎです。 ノリでこのサイトに登録した後、何をしていいかわからなかったのでとりあえずこのイベントに参加させていただきました。制限一杯の三作品作ってみましたので、そちらもよろしければご覧ください。 |
小説タイトル | 作者名 |
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まんまんさん あん | 胡麻油じゃこねぎ |
夫の生家である関西の町に嫁いで来て数年。私にはまだ、田舎独特の信心深さが違和感となって残っている。 お盆にはお精霊さんと呼ばれる先祖の霊が帰ってくるだけじゃなく、その間は肉食も出来ない。そういったものから子供騙しのようなものまで、皆がその習慣を当たり前のように守る。 けれども私もそういう習慣を娘の恵理に伝えている。今は亡き主人のことを娘に実感させるために。 盆会が済んだ後の墓参。恵理も「まんまんさん、あんっ」と、こちらの子供たちがするという可愛らしいお祈りをしていた。が、その翌日から恵理の奇妙な一人遊びは始まったのだ。 「かいだん いちだん あーがった」 関西独特の節のある、歌うような耳に残る言い回し。そう歌うように口にしながら、恵理は今日も階段で一人遊びを続ける。まるで誰かと一緒に遊ぶように、話すように。 毎日、一段ずつ、階段を昇りながら…… お初にお目にかかります。胡麻油じゃこねぎです。ノリでこのサイトに登録した後、何をしていいかわからなかったのでとりあえずこのイベントに参加させていただきました。制限一杯の三作品作ってみましたので、そちらもよろしければご覧ください。 |
小説タイトル | 作者名 |
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扉を開いて下さい(ショート版) | 藍沢 砂糖 |
-扉を開いて下さい。 どこからともなく無機質な声が私の耳に響く。 ふらりふらりと妹は揺れていた。床に足を付けずに妹は揺れていた。まるで風鈴のように揺れていた。 ふらふら、と。 ある梅雨の日の夕方、私が家に帰って来ると妹が縁側で首を吊って死んでいた。私は目の前に広がる光景を信じる事が出来ず揺れる妹をただ茫然と見詰めていた。すると揺れる妹の唇が小さく動く。扉を開いて下さい、と。 そして妹の遺品を整理していると彼女の思いと自ら死を選んだ理由を知る事になる。 私は扉を開く。 はじめまして。 藍沢砂糖と申します。 今回は以前に書いた物を短くしてさらっと読めるようにアレンジして投稿いたします。興味があれば読んで戴ければ嬉しいです。 月一ペースで執筆しておりますので宜しければ他の作品にも目を通して戴ければ幸いです。 作品ページ ⇒http://mypage.syosetu.com/mypage/top/userid/41115/ |
小説タイトル | 作者名 |
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あなたは、こんな話は知っていますか? | 一理 |
あなたはこんな話を知っていますか?からはじまる死の噂があった。その噂を聞いたものは一ヶ月以内に口で他の10人に言わないと死んでしまうというものだった。しかもその噂を二回聞くと最も無残な死を迎えてしまう。助かるには10人かそれ以上に口で伝える他は無い、ソレよりももっと残酷なものは・・?呪いは残る、恐怖こそが人々のココロに最も根強く残るものだ。それゆえに都市伝説というものが存在するのだろう。もし呪いをしってしまったら、あなたはどうしますか・・? そんなに怖くは無いと思います。どちらかというと簡単に書いたような気はします。読みやすいとは思うのでぜひ読んでみてください。 |
小説タイトル | 作者名 |
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帰らずの館 | (゜Д゜) |
昔から建っている洋館、そこにはある噂があり入れば二度と帰ってこれない。そんな噂を聞いた主人公達がその噂を確認しにその洋館に入っていく。しかしそこは悪夢と絶望に満ちた最低最悪の洋館だった。ある異変が起こったことにより悪夢は幕を開ける・・・。主人公達は脱出方法を必死に探す。そんな主人公達の運命は・・・・・・?そして主人公達は無事に脱出できるのであろうか・・・? 他愛も無い話題でも出てきそうな話、そんなものを小説として書いてみました。 主人公達の運命・・・これは作中で確認してください。 この作品は自分が「最も恐怖感を引き出す描写」を目指して書いてます。まぁ僕自身そんな腕はまったくありませんがね ^^; ホラーならばバイオハザードのような物もいいかと思ったんですがやはりそれだと定石過ぎる気がしましたので現代日本でもありそうな内容にしてみました。 こんなのでも読んでくれると嬉しいです!よろしくお願いします! |
小説タイトル | 作者名 |
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月経症候群~YUE~ | RYU1 |
僕と彼女は死にたかったはずだった、この世に未練なんてなかったはずだった・・・ 自殺サイトに書き込み現地で集合してこの世と別れるはずが“あの森”を最後の場所に選びさえしなければ・・・ 「ねぇ、なんで自殺サイトに書き込むのにハンドルネームが勇気なの?」 「俺たちに勇気なんて必要ないさ、ここに集まったのは自殺する臆病者達だけのはずだろ」 「嫌だぁ、俺はやっぱりまだ死にたくないんだぁ」 自殺サイトに書き込みをした僕たち2人と自殺サイトに投稿して集まったリリス(自称 元弁護士42歳の男)とトルプ(自称 元看護師28歳女)とその友人のアキ(自称 元キャバ嬢27歳)の5人は人目に付かぬように森の奥へ行きそこで廃屋の洋館を見つけ、5人はその森で見つけた洋館に足を踏み入れてしまう。 その洋館で巻き起こる数々の心霊現象は5人を翻弄し倒れていく男女・・・ ホラー初挑戦です!! ホラー映画なんかも怖くてほとんど見たことありません!! もし怖がっていただければ幸いです。 この作品はホラーですがテーマは・・・ネタバレになりそうなので後書きにでも書いておきますね^^; まぁホラーっぽくない事をテーマにしています(たぶん) |
小説タイトル | 作者名 |
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ナディアが受けた神々からの啓示 | 永井淡 |
西嶋敦司は、初めての長期休暇に旅行をする事に決めた。旅先を決めるのは地球儀だ。西嶋は、地球儀を回し、人差し指で止めた。 ファーストクラスで、西嶋は、悪夢にうなされている。 青ざめて失神しているのは誰だ? 頭から血を流して、うつ伏せに倒れているのは誰だ? 気を失った人間を、笑いながら踏みつけているのは、誰なんだ? なんだこれは…… 皓皓と光る灯りが、石碑を照らしている。何が書いてあるんだ……。何か、嫌な予感がする。 隻眼の…… 死んだら、脱衣婆(だつえば)が三途の川に現れて、その人のあらゆる衣服を脱がせると言います。 あらゆる衣服とは『名声』であったり、『肩書き』であったり、『庇護』であったりします。 すべて剥ぎ取られ、自分の行いのみが、自分を襲います。あの時に施した優しさであったり、あの時に立場を利用して傷つけた言動であったりします。それらがぐっと迫ってくるというのです。 そんなすべてを剥ぎ取られた『裸形の自分』をさらけ出した時、あなたは、どんな行動をとるでしょうか。 そんな問いかけをこの小説を通して、あなたに問うてみたいと思います。 |
小説タイトル | 作者名 |
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渇く | 小宮山蘭子 |
砂嵐が吹きすさんでいた。 私は、荒れた長屋が連なる小さな村にいた。 ここは何処だろう? 私は誰なんだろう? 彷徨う私を、静かに蝕んで行く狂気――無音の世界。怪しい小男。枯れた川を滑る小船。そして、強烈な喉の渇き。 少しずつ蘇っていく記憶が贖うべき私の罪を克明に呼び起こし、瀕死の心身をさらなる絶望の淵へと追い詰めていく。 決して断ち切ることのできない宿命の輪――罪と罰の連鎖に身をよじりながら、私が味わう永遠の恐怖。 昨年は『美しいホラー』に挑戦してみましたが、今年は『じめっとしてないホラー』を……と、思い立ち、書いてみました。 でも、『水も滴るいい男』は、好きです。ああ、すみません、一言多くて。 |
小説タイトル | 作者名 |
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人形供養寺 | ここプロ |
H県の山中にある人形供養寺“千永寺”。江戸時代から続く由緒のあるこの寺で、ある不可解な現象が起こる。眼を離すと、蔵にあったはずの人形が移動をしているのだ。 はじめは誰かが保管場所を移しているだけだと思っていた。だが聞くところによると誰一人、人形に触れた者はいないという。 それでも確かに人形たちは移動をしていた。思い違いなどではない。何故人形たちは移動をするのだろうか。またそこに隠れる思惑とは……? 徐々に増えてゆく人形たち。そして徐々に増えてゆく足跡。 ――露よりも冷たく、夜よりも静かな戦慄があなたをお待ちしております。 お祭りの喧騒に誘われてやってまいりました。はじめまして。ここプロと申します。 ホラーで短編などと慣れないものに手を出してしまいました。露店をひやかすくらいの気持ちで、是非とも一度お立ち寄りいただければ幸いです。 それでは皆様、一緒にこの素敵な企画を堪能いたしましょう! |
小説タイトル | 作者名 |
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アクム | 川犬 |
夢。ゆめ。ユメ。悪夢。あくむ。アクム。 僕は、夢を見ていた。暗闇の中でただただ2つの眼球とにらめっこする夢だ。こんな夢、物心がついた時から見ているので、もう慣れた。怖くも何ともない。面白くもないけれど。 その夢に慣れてしまったことがいけなかったんだ。その性で、僕は―――。 どれが現実? これ? あれ? それ? どれ? どれがアクムで、どれが現実なのかわからない……。わからなくなってしまったんだ。どうしてだろう。それもわからない。 もしかしたら、最初から……。サイショカラ。ハジメカラ。 ああ……。どうしてこんなことになってしまったのだろう。こんなの、楽しくも何ともないじゃないか。ねえ。ねえ! ねえ!! 今年も去年同様この企画に参加しますよ―!w 今回は、時間がある中で作った作品ですw よろしくっ! |
小説タイトル | 作者名 |
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七人目の遺体 | 春野天使 |
アシエルは、夜更けの街を歩いていた。ここ最近、立て続けに『連続殺人事件』が起こり、夜の街はひっそりとしている。犯人は未だ見つかっていない。狙われるのは皆、若く美しい青年ばかりだという……。 アシエルの妹リディアは、密かにルシオという美声年に思いを寄せ、アシエルを通して親密になりたがっていたが、ルシオは絵画のことに夢中で女性には興味がないように見えた。そのルシオが最近元気がないと心配していたリディアだが、ある日偶然、アシエルはルシオに会う機会を得た。 今年も参加させていただきました! ストーリー内容を決めるのに、かなり時間がかかりましたが、書き始めると結構楽しく書くことが出来ました。時代背景は、一応十九世紀後半の西洋です。「ホラー」というジャンルにしては、あまり怖くはなくて真夏の清涼剤にはならないかもしれませんが、楽しんで読んでいただけると嬉しいです。 |
小説タイトル | 作者名 |
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あいうえおホラー | のみのみの |
青年が目を覚ますと、何時も通りの世界は、しかし何処か異様な雰囲気を持っていった。金縛りだけでは終わらない、風以外の音が聞こえないという異常な状況。遠くから迫る恐怖はころころと姿を変えて青年を惑わす。人も音も意味も何も無い、だが何かが有った筈のこの空虚な世界に一体何故迷い込んでしまったのか、そして如何すれば戻れるのか。彷徨う程に増す疑問符に、青年は更に歩を進めた。何故、が重なり何時しかそれは解を導く。 2009年に引き続き、今年も夏のホラーを書いてみました。御一読頂けると幸いです。 |
小説タイトル | 作者名 |
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黒の部屋 | 多之 良世 |
黒の部屋。この部屋に集うのは、平凡な日常を生き、刺激を求めるサラリーマンたち。彼らは各々奇妙な話を語る。だが、彼らは最早話すために来ているのではない。 とある一人の男の話を聞くためにこの部屋に集まるのだ。 「あの人の話は確かに刺激的だ。しかし、ありゃ作り話だろ」 彼が未だ来ていないのをいいことに一人が言う。賛同する2,3人。 「別にいいじゃないか。確かに、俺も最初はそう思ってた。だが、そんなの気にすることか?彼の話で日常を忘れているのも事実じゃないか」 こうした会話はよくあった。今では、大体が後者の意見に賛成していた。 そうこうしているうちに、例の人物がやってきた。メガネをかけた、スマートな人物だ。全員が揃うと、いつものように、誰が仕切るともなく、一人が語り始めた。 彼らはその話を聞きながら、あの人の話はいつだろうかと待っていた。嬉しそうに。 二回目とのことですが、今回が初参加です。というか、初ホラーです。正統派のホラーではないと思います。 文字制限MAXギリギリ。若干グロ。 |
小説タイトル | 作者名 |
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夏のほらー 2010 | 水守中也 |
予告なんてメンドーだなーって、作者きっといっぱいいるんだろうね。 まぁ、僕もその一人から生まれたんだけど。 作者としては話の内容は明かしたくないのに200文字ってけっこう厳しいよね、と言いつつ、ここまでで100文字稼いだかな。 ……え? 同じ文体じゃなくちゃ駄目だって。 ご心配なく。本文も、こんな感じで僕が語っているからね。 まぁ全部ってわけじゃないんだ。オムニバス方式ってやつ? これは、様々な「恐怖」をコメディタッチで語った作品なんだ。 ま、コメディと言っても、一応ホラーに分類しているくらいだからね。 食事中に読んで気持ち悪くなったり食欲を失っても、文句言わないでね。 ……え、僕の正体? それは本文を見てからのお楽しみ☆ 昨年もこの企画に参加させていただいた、水守中也と申します。 前回は、ホラーという単語を意識しすぎて、中途半端な作品になってしまいましたが、今回はその反省を生かして、思いきった作品を作ってみました。 なおタイトルは、後書きに記した仮題や、しっくりするタイトルも思い付いたのですが、去年と比較するために「夏のほらー 2010」(同一タイトルがあるかもしれないので、ホラーは平仮名にしました)にさせていただきました。 ご覧いただければ、幸いです。 |
小説タイトル | 作者名 |
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お化け工場 | じゅう・かわせみ |
小学校高学年から中学生ぐらいの頃というのは、人生の中で一番「以前の自分はなんて幼かったんだろう」と恥じる時期のような気がする。この時期の子供の情緒的な成長速度は驚くべきもので、わずかな間に価値観が180度変化するのも不思議ではない。これからする話は、そんな時期に俺が体験した話だ。 この体験が俺の成長を促したのか、あるいは逆にそんな不安定な時期だからこんな体験をしたのかは分からない。 これはホラーというジャンルでくくるには不適切な話かもしれない。単に少年時代の思い出話といったほうがいいだろう。俺がリアルで経験した怪奇現象はこれ1回きりだし、今ではあれは夢だったのだろうと思っている。だけどその当時は本気で恐怖していたことは確かなので、その頃の気持ちを思いだして書いてみようと思う。 去年の同企画の時には、仕事が忙しく体調も最悪だったので参加できませんでした。今回の拙作が企画の一助になればさいわいに思います。 |
小説タイトル | 作者名 |
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狂って候 | 山田太郎左衛門 |
男に捨てられたショックから自傷行為に走る「私」はその狂気と、合間に訪れる正気の狭間で揺れる。 そして「私」は「狂気にとっては、自らの救済の記録であり、正気にとっては救いを求める唯一の手段たりえる」と考え、手記を書き綴るだった。 「手記」「病院にて」「報道」の3つの場面からなるホラー短編。 読めば、悲しみと怖気が混然となった理解不能の感情が、貴方を襲う。 現代社会の病理に鋭くメスを入れた社会派作品! この夏、これを読まなきゃ通じゃない!! 予告が大袈裟ですが、そんな大層なものでもないです。 別に社会派気取って書いたわけではないので。 何が苦労したって、予告文章の文字数をクリアすることですよ。 短編の予告に200字もいらん(笑) |
小説タイトル | 作者名 |
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夏のホラー2010 片想い | みづき海斗 |
保険外交員を務める母を持つ、大学3年生になった瞳。彼女には中学の頃から好きな人がいた。その人を追いかけて猛勉強し同じ高校に入るが彼はモデルになってしまい、余計手の届かない所へ行ってしまった。そんな彼に自分の気持ちを伝えるにはどうしたらいいか、悩む瞳。そこへ片想いを『解決』する方法が手に入る。携帯メールを使ったものと消しゴムを使ったもの。仕事のために滅多に登校しない透、でも成績は相変わらずTOPだった。取り巻きの女性も大勢いる。どうしたらいいか。瞳は半信半疑で携帯メールと消しゴムで『片想い』が『両想い』になる方法を試してみる。すると、1週間後携帯に彼からメールが。そして消しゴムもいつの間にか減っていた。あれから大学3年生になった彼女はその『ひと夏の想い出』を語る。 テーマがあって書いた作品はこれがはじめてです。みなさんが怖がると嬉しいのですが。 |
小説タイトル | 作者名 |
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居ぬ無き。 | 空和アオ |
犬鳴村、今は無き廃村。それは地図に載ってない村で、だれがその名を付けたのか、誰が最初に見つけたのか、一体誰が其処に住んでいたのか、その一切が不明な村。 これは其処に興味本意で足を踏み入れてしまった僕自身の話。 とある夏。 バイトの給料が入った僕は、朝一番で運試しの為、パチンコに繰り出す。 結果は惨敗。 バイト代の殆どを持っていかれた僕がお昼を食べていると、友人から一本の電話が………。 肝試しに金は不要。 僕は確かに友人含め『4人』で犬鳴峠に向かったはずだった。 だが……そこで僕は、恐怖という言葉では言い現せない、真の恐怖を味わう事になってしまった。 この話は実話です。 この話はノンフィクション(実話)です。 僕が過去に体験した出来事を忠実に再現している為、僕自身が書いていいものかどうか判断し兼ねる部分が多々あります。 今回夏のホラー初参加となります空和アオです。 小説も最近書き出したような素人ですが、一生懸命書きましたんで、先生方のお目通し、御教授を是非お願いします。 |
最後がちょっと変ですが、
ぜひ見てください。