小説タイトル | 作者名 |
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トツカの剣・カムドの剣 | 遊佐栄介 |
ファンタジーホラー =「古事記」異聞= リュウとミントは高校3年生、剣道部員で2段。 来年には3段を受けられる。 リュウは部長だが、試合は出ると負け。 古流剣法を研究しているので剣道は弱い、なんて言い訳をしている。 ミントは「強気のミント」と言われるくらい、気合で勝負。 リュウと立ち会うとミントが勝つ。 でも本当は、普通の女の子。 受験勉強はあるけれど、1日くらいは気晴らしにと、近郊の山にハイキング。 まあ、ミントがリュウを引きずって行ったんですがね。 霧に閉じ込められ、二人が眼にしたものは二振りの直刀。 上古代のトツカの剣とカムドの剣。 ヤチホコと共に戦う飛鳥の美しき女性、ヌナカワビメの運命は…… 漆黒の天空で、トツカの剣とカムドの剣を煌めかせ、 リュウとミントはアスハビメを守れるか… カミとヒトの織りなす、ファンタジーホラー。 |
小説タイトル | 作者名 |
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十円玉 | 澁谷一希 |
私はふと財布の中から十円玉を一枚取った。なんのへんてつもないただの銅の塊だった。ただ、片面には、アリガトウと書かれている。 私はこのコインを見て泣きそうになる。他の人にはただの十円玉にしか見えないだろうが、色々な意味が詰まっている。 この十円玉を私が持つきっかけになったのはあの忘れもしない、十年前のあの夏の夜の事だった。そうあの夏、肝試しに学校に行かなければこんなことにはならなかったのだ。 この際だから思い出そう。 あれは星の綺麗な夜の事だった。 自称お祭り好きの澁谷一希です! ホラーと言うことで、さほど怖くない…ものをお送りさせていただきます。 暑いのに寒い世界をお楽しみください。 |
小説タイトル | 作者名 |
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淵 | 谷津矢車 |
子供の頃自分の事を可愛がってくれた祖母が死んで、久しぶりに祖母の住んでいた田舎に帰ってきた“僕”。何もやることがなく、煙草を吸いながら時間を潰していた。 ――あの淵には河童が出るだ―― 暇に倦むうちに思い出した祖母の言葉。 村に流れる小川の淵は禁足地だった。決して足を踏み入れてはいけないと祖母から言い含められていた。だが、子供の頃の“僕”はその禁を破ったことがあった。その時、“僕”は確かに出会ったのだ。“何か”に。 それを思い出した瞬間に、僕の耳に呼び声が届いた。 “オイデヨ……” “恐怖”ってなんなんでしょうか。未だに筆者には分かりません。 もしかしたら、“分からない”ことが恐怖の本質なのかもしれませんね。 |
小説タイトル | 作者名 |
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夏の魔 | 谷津矢車 |
なあ、“夏の魔”って知ってるか――。 クラスメイト、“礼人”の口から飛び出した都市伝説めいた存在。 曰く、それは夏の日差しが作り上げた影の中に棲み、日差しの中を歩くモノを深い影の底に引きずり込むのだという。“礼人”のとばっちりを受ける形で罰のプール掃除をする羽目になった“私”は最初、そんなもの、まったく信じていなかった。 だが、その礼人が、何の前触れもなくプールから姿を消した。 そして、“私”は知ることになる。“夏の魔”からは逃げられないのだと――。 “恐怖”って何なんでしょうか。未だに筆者には分かりません。 もしかしたら、それは「日常の景色に潜んでいる」ものなのかもしれませんね。 |
小説タイトル | 作者名 |
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隣人あるいは同居人 | 谷津矢車 |
アマチュアのCG屋である“私”は、ある日twitterにて“くまきち”なるユーザにフォローされる。何の疑問も差し挟まずに、私はフォローを返す。 最初はあまり気にしていなかった。二千人もフォロワーがいたこともあって、まったく“くまきち”が何者なのかが分かっていなかった。“くまきち”のことなど忘れていた“私”は平穏な日々を過ごしていた。 だが、そんな状況が一変する。 “くまきち”が、twitter のメッセージ機能を使って、私に接触を図ってきたのだ……。 そして、そのメッセージをきっかけに、“私”の日常はは少しずつズレ始めていくのだった。 “恐怖”って何なんでしょうね。筆者には未だにわかりません。 けれど、もしかするとそれは「心に潜むモノ」なのかもしれませんね。 |
小説タイトル | 作者名 |
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赤いくつ? | あゆみかん |
「もしもし。心霊専門業務、ヒロカワです」――日中騒がしい2車線道路、時々暴走しているバイカーの集団。駅から僅か徒歩5分ほどかかる所にあるビルの、3階に事務所は、あった。残虐だった押し入り強盗殺人事件。記憶にも残る新しい事件が、ヒロカワの脳裏に呼び起こされていた。赤いものに子どもが異常だと訴える主婦のヘルプ連絡のため、ヒロカワが訪れた先に待っていたものとは◇『夏のホラー2010~百鬼集帖~』企画参加作品。 ホラー。この話は怖くはありませんが、寒くなります。 よろしくお願いします。 |
小説タイトル | 作者名 |
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黒い水 | ハットリミキ |
私は、暗闇が苦手だ。特に夏の、湿気の多い暗闇がダメだ。 なのに、残業中にトイレに向かおうとした私を待っていたのは、電灯を落とし、エアコンも消された廊下だった。 恐ろしくて足がすくむが、何故かその暗闇に、懐かしさを憶えた。その理由を考えたが、すぐに思い出したのは、アリコちゃんとの夏のことだった。 小学生の頃、転入してきた“鈴木アリコ”ちゃんは、ちょっと気味の悪い女の子だった。いじめられてはいなかったけれど、孤立していて、当時流行っていた“秘密基地”にも入れてもらっていなかった。 クラス委員で優等生だった私は、先生に言われてアリコちゃんに声をかけた。目を輝かせて、私の話を聞いていたアリコちゃん。思えば、それがすべての始まりだった――。 悲しい少女のお話です。闇に呑まれないように、ご注意ください。 |
小説タイトル | 作者名 |
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あかんべい | 会津遊一 |
「私は、もうすぐ死ぬ。だからお前に本当の事を伝えたい」と僕は入院していた祖父から告げられる。僕は始め何の事だか分からなかったが、祖父の話しを聞いていく内に知り得なかった自分の過去へと繋がっていく。3歳まで一緒に暮らしていたらしい両親の事、出生の秘密、20年前に引き起こされた大火事の真相など。知りたくはなかったが、知ってしまう。そして知ってしまった以上、僕は昨日までと同じようには暮らせなくなり、最後は――― ここに何を書けば良いのか分かりませんが、一つでも心に残して貰えるよう頑張りました。まだまだ未熟ではありますが、一つよろしくお願いします。 |
小説タイトル | 作者名 |
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『あ』 『く』 『は』 『き』 | 朝昼夜 |
男は壁を前にして、悩んでいる。 文字の意味を解読しようと試みているのだ。 目の前には、四つの赤い文字。血で描かれた、赤い文字。 『あ』『く」『は』『き』 男にはその意味がわからない。 だが余所見をした瞬間に、新たな文字が書き加えられる。 『あ』のところに書き加えられた文字は、 『あくまのしょぎょう』 であった。それの意味するところが何なのか、男にはよくわからない。 夜の暗闇の中で、一人、文字と対峙する。 そんな暗闇の中で、猫と目があった。緑の両眼で射抜いてくる猫は白い猫。 それが何を意味しているのか、男にはわからない。 ちょうど5000字程度の文章になっています。 拙い作品ですが、人を怖がらせることの出来る作品に仕上がっていると思います。 よろしくお願いします。 |
小説タイトル | 作者名 |
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Birthday Kill | 水馬 |
今日もIP電話でいつものように、和気藹々と他愛のない話をする四人の男女。 おれたちは、ある日、死因診断サイト『Birthday Kill』に誕生日を入力した者が診断結果の通りに死ぬという噂を知り、遊び半分、興味本位でそのサイト『Birthday Kill』へとアクセスした。そこはよく見かけそうなホラー系のサイトで、単なるお遊び的な、おふざけ程度のもののようだった。しかし、甘く見ていたおれは、完全になめていたおれたちは、次々と絶望に襲われていくのだった────。 こういったイベントには初参加なので、あまり書いたことのないホラーを頑張って書きました。未熟者の作品ですが、少しでも怖いと思っていただけたら幸いです。 |
小説タイトル | 作者名 |
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生首ごろごろ | 百(難しい童話) |
ちょっとした悪戯で、生首が転がる怪談を、わたし達は学校に広めた。 それは狙い通りに話題になったのだけど、少しばかり話題になり過ぎてしまっていた。そして、そんなある日にわたし達は顧問の先生に呼び出しを受けてしまう。 ところが顧問の先生は、わたし達を叱るでもなく、奇妙な話をし始めたのだった。 ”君達は、この怪談を通して、一つの現実を作ってしまった、のかもしれない” そして、それからわたしは、奇妙な体験をする事になるのだった… まるで怪談が現実になってしまったかのような。 去年が首がない話だったので、今回は生首が転がる話にしてみました。 理屈を語る割合が全体に対してやや大目ですが、気にしないください。 |
小説タイトル | 作者名 |
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悪魔憑き | 早乙女恭也 |
俺は、日常があんなに簡単に壊れるものだったなんて知らなかった。 いや、きっと初めから壊れていた。俺が、壊れていることに気付かなかっただけで。 そう、気付いてやればよかった。 俺が気付いてやれていれば、あるいはこんな結末にはならなかったかもしれない。 あいつの気持ちを、ちゃんと理解していれば・・・ それは、ある夏の夜の出来事。 俺たちの関係を変えてしまった、とある結末。 その日は、やけに五月蝿く蝉が啼いていた。 蒸し暑い夜の病室で、俺は得体の知れない怪異と遭遇した。 設定を詰め込みすぎたので説明不足な部分が多々あると思います。 ですので、あまり怖くないと思いますし、きちんとホラーになってるか自信がありません。ほんの少しでも背筋が寒くなればよろしいのですが、それは期待しないで下さい。どちらかといえば、息抜きとして読んでみてもいいかもしれません。若干長いですけど。 それでもいいという方は、ぜひご一読ください。 |
小説タイトル | 作者名 |
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目、鼻、朽ち | 矢岳秀斗 |
本文冒頭より 「あれ?」 朝──洗面所の鏡を見た希美は、思わず呟いて顔を近づけた。左目の下、ちょうど頬骨のあたりに、小さなニキビがある。それは、たしかに昨日の晩にはなかったものだった。 ─── 二十五歳のOL希美は、誰もが羨む美貌の持ち主だった。ある日の朝、自分の顔にできたひとつのニキビ。やがてそれは顔中に広がり、怖くなった希美は病院へと駆けつける。 下された診断とはうらはらに、それは顔面崩壊への序章にすぎなかった。 希美の顔は、おぞましい変貌をとげてゆく。 ある日、悪夢でうなされ目が覚めました。 それをネタに二時間で書き上げた小説です。 |
小説タイトル | 作者名 |
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修復歴有り・2 | 矢岳秀斗 |
もういい。もう結構ですよ、こんなクルマ! どうしてちゃんと言ってくれなかったんですか。 いや、たしかに『修復歴有り』っていうのは聞きました。それに、ちゃんと納得して購入しましたよ。でも、人が死んでるなんて聞いてないし、そうだと知ってりゃ買うわけないじゃないですか。 最後に聞きますけど、本当にこのクルマの前歴は知らなかったのでしょうね。 はぁ? いまだになにがあったかよくわからない? じゃあ教えてあげますよ。ぼくがどれほど怖い思いをしたか。 中古車を買った男が経験した、怖い思いとは…… 拙作、『修復歴有り』の続編ではありません。 これ単体で独立した物語となっています。 |
小説タイトル | 作者名 |
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七つの扉 | 一理 |
バスに向かおうとした女性、光はとある事故に巻き込まれ崖の下へと転落してしまった。転落事故に光と同じようにあったのは光を入れて九人、全員が気がついたとき、そこは崖の下ではなかった・・。そこは昔の立派な西洋の混じったような屋敷の中、狐の面の少年は助けやるといった、ただし帰り道は自分で見つけろと、帰り道へのヒントは『一つが正しい扉、二つが絶対に入ってはならない扉、四つがまだ開けてもいい扉』・・どこかいずれかにある、と・・。『狂い鬼』に追いかけられ、仲間同士で憎みあい、自分のことだけでいっぱいの彼女らは、さて生きて帰ることができるのでしょうか・・ 初めて夏ホラーに参加します。怖くないかもしれませんがこの作品を見てなにかしら感じてもらえればいいなと思っております。できれば広いお心で拝読してもらえればなって思ってます。 |
小説タイトル | 作者名 |
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『真夜中の蝶』 | 白燕 |
真夏の熱帯夜、一つの部屋に大勢の人が集まった。大人に子供、老若男女問わず目を輝かせ、そして次々と手にした物語を読み上げていく。 そして今前の人の蝋燭が吹き消され、会場全体からその人に称賛の拍手が送られた。 消えた蝋燭が回され、いよいよ読み上げる番が来た。 読み上げるのは、とある町の都市伝説、『真夜中の蝶』。これは見たら死ぬという闇より黒い蝶の話。 マッチを擦って今、蝋燭に火を灯した。 さぁ、百鬼集帖に捧げるこの物語を語ろう。 こんにちは、よりもたぶんはじめましてな白燕です。 イベント初参加!と気合いをいれた訳ですが。なんと最初は505字足りず、修正版は54字足りないと言う絶妙なニアミスをし続けました(^^; ちなみに前書きも20字足りなかったという(苦笑) でも今回は大丈夫。 20字は突破してる(・◇・) それでは、ごゆっくりお楽しみ下さい! |
小説タイトル | 作者名 |
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変ホテル | イナリズーシ |
手術室。手術台。ベット。 ホテルのエレベータで地下一階へと向かった少年は目撃した。 怖くなり部屋に戻り両親に報告するも信じてもらえない。 父を連れて地下へ向かうも、手術室は初めから無かった様に存在しない。 ホテルでの滞在は、あと2日 当日の夜は少年は怖くて眠れない。 深夜3時、父と少年は一階のアイス自販機に行き、アイスを食べる。 その帰り、エレベータが地下1階へと行くのを目撃 父は肝試しの様なノリで少年を連れて行こうとするが、少年はエレベータを降りずに拒否する。 父が地下一階のエレベータ外で少年を誘うも扉は閉まる。 ので2人は帰る。 その頃、地下一階奥では、手術室、手術台、ベット、があって黒い衣を纏う者がメスを握っていた 作者は、とても謙虚です。辛口評価をいくらしても誠意をもってスルーします。 文体は、いわゆる小説っぽくなくて映像シナリオの漠然とした抽象表現になる。 細かく書いてないので・・・想像力の無いヒトや事前知識の無いヒトは置いてけぼりを食らいます。 これは小説で無いと判断するヒトが結構居ると思うけれど、字読みたくないヒトは、こんくらいテンポが速いのが面白いと思うのである! 少なくともホラー小説は私、嫌いです。 |
小説タイトル | 作者名 |
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魔転生学校 | 雪子 |
「あなたたちの罪はあくまでも僕の心の領土を汚したことだよ」 それ以上のそれ以下でもない。そう、そこには一般的な倫理観や法律は関係なかった、必要としなかった。 だって。 「僕は傷ついた」 ひどく。 「僕はあなたが憎いとさえ感じた」 当然。 「復讐? そんな、小さいモノで僕は動いた気はしないよ。ただ、僕の邪魔をするぐらいなのだからそれぐらいの覚悟はあったと思っていたよ。価値観を押し付けて悪いとは思うけど、でもね……」 悪い行為だって知っているから。 「僕だって、本気になればあなたの腕の一本や二本潰せると『確信』していた。でも今となったら、ね……それだけじゃ物足りなくなっただけだよ」 あなたは……そこまでよめなかった、だけだよ……。 可哀想。 本当に可哀想。 でも……無知なのがいけなかったと思うのだな。 まさか僕が生き残れたと考えてもいなかっただろうから。 今年も雪子は夏のホラー企画に参加しました。 コロリはもちろんあります。前作と比べれば規模事体は抑え目ですが、純粋な恨みと、理不尽さをテーマにしてみました。 主人公はいたってクラス内では普通でした。ちょっと不気味だったけれどもそれはただ周りの子が彼女を理解していないために起きたことであり、言うならば観点の違いです。 近寄りがたいなと軽く思われていただけです。 まぁ、だいたいはそんなものです。 だけれども、それが今回は悲劇を呼ぶきっかけでした。 冗談でも度が過ぎると首を絞めることになります。そもそも冗談は明るく陽気にするものです。だから返ってきても笑って済まさせるのです。 陰険で、『死』を容易に連想することをするということは返ってきてしまったら大変なことになります。というか、なってしまったんですけどね。 夏のホラー2010が無事成功しますように。 では、よろしくお願いします。 |
小説タイトル | 作者名 |
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旅立ちの儀 | dandyy |
K山に山登りに来た私は、大学時代山岳サークルに所属していて、山登りには慣れている。K山には、数々の思い出がある。K山は、私の人生の原点であると言っても過言ではない。素敵な仲間との思い出、妻との思い出……。これからもきっと、この山で数々のすばらしい体験をし、私の人生に大きな影響をもたらしてくれることであろう。さて、今回はいったい、どんなすばらしい出会いが私を待ち受けてくれるのだろうか……。続きはWebで ご近所のみなさん、お初にお目にかかります!dandyyでございます!世の中便利になるけれど、使う我々はどんどん融通のきかない性格になり、果ては機械にすら愚痴をこぼす……旦那の話し相手はいつも薄型テレビ、私の話し相手は常に自分。なんてかっこいい人なの、と問えば、当たり前でしょ?あなたよりかっこの悪い人がどこにいる?と、もう1人の僕が言う。……あー、わけわかんない。当たり前でしょ?あなたよりわけわかんない人がどこにいる?……ま、そんなわけで、エントリーしたからには、目標は1回戦突破。デヴィ夫人には勝てるように頑張ります。サッチーには、負けても仕方ないかな。なんの話だ |
小説タイトル | 作者名 |
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翠の王国 | 招夏 |
ミトは、オークと一緒に森の家に住んでいる。過去の記憶を一切なくしていて、自分が何者なのか、どこから来たのかさえ分からないミトだけど、そんなミトをオークはとても大事にしてくれる。 オークはとても不思議な人で、背高のっぽで、動き回るのが大嫌い。泉の水をミトが汲んできてあげないと、動けなくなってしまう。だけど、何でも良く知っているし、必要なものはなんでも手に入れている。ミトの過去も知っている様子なのだけど、オークは何も語らない。 オークは何を隠しているのか、ミトは何を忘れているのか。ファンタジックホラー ファンタジックホラーです。翠の中に潜む静かな悪意と愛と狂気を描いた……つもりです(汗) |
1度は挑戦と思いましたが、うまく書けませんでした。
高校生活劇物語と思って読んでくだされば、と思います。