『小説家になろう』公式企画「夏のホラー2010 ~百鬼集帖~」

~百鬼集帖~

参加作品
参加作品一覧
トツカの剣・カムドの剣
作者名:遊佐栄介
ファンタジーホラー  =「古事記」異聞=
リュウとミントは高校3年生、剣道部員で2段。
来年には3段を受けられる。
リュウは部長だが、試合は出ると負け。
古流剣法を研究しているので剣道は弱い、なんて言い訳をしている。
ミントは「強気のミント」と言われるくらい、気合で勝負。
リュウと立ち会うとミントが勝つ。
でも本当は、普通の女の子。
受験勉強はあるけれど、1日くらいは気晴らしにと、近郊の山にハイキング。
まあ、ミントがリュウを引きずって行ったんですがね。
霧に閉じ込められ、二人が眼にしたものは二振りの直刀。
上古代のトツカの剣とカムドの剣。
ヤチホコと共に戦う飛鳥の美しき女性、ヌナカワビメの運命は……
漆黒の天空で、トツカの剣とカムドの剣を煌めかせ、
リュウとミントはアスハビメを守れるか…
カミとヒトの織りなす、ファンタジーホラー。
* * * * * * * * * *
ホラーは、怖いので苦手です。
1度は挑戦と思いましたが、うまく書けませんでした。
高校生活劇物語と思って読んでくだされば、と思います。

十円玉
作者名:澁谷一希
 私はふと財布の中から十円玉を一枚取った。なんのへんてつもないただの銅の塊だった。ただ、片面には、アリガトウと書かれている。
 私はこのコインを見て泣きそうになる。他の人にはただの十円玉にしか見えないだろうが、色々な意味が詰まっている。
 この十円玉を私が持つきっかけになったのはあの忘れもしない、十年前のあの夏の夜の事だった。そうあの夏、肝試しに学校に行かなければこんなことにはならなかったのだ。
 この際だから思い出そう。
 あれは星の綺麗な夜の事だった。
* * * * * * * * * *
自称お祭り好きの澁谷一希です!
ホラーと言うことで、さほど怖くない…ものをお送りさせていただきます。
暑いのに寒い世界をお楽しみください。

作者名:谷津矢車
 子供の頃自分の事を可愛がってくれた祖母が死んで、久しぶりに祖母の住んでいた田舎に帰ってきた“僕”。何もやることがなく、煙草を吸いながら時間を潰していた。
――あの淵には河童が出るだ――
 暇に倦むうちに思い出した祖母の言葉。
 村に流れる小川の淵は禁足地だった。決して足を踏み入れてはいけないと祖母から言い含められていた。だが、子供の頃の“僕”はその禁を破ったことがあった。その時、“僕”は確かに出会ったのだ。“何か”に。
 それを思い出した瞬間に、僕の耳に呼び声が届いた。
“オイデヨ……”
* * * * * * * * * *
 “恐怖”ってなんなんでしょうか。未だに筆者には分かりません。
 もしかしたら、“分からない”ことが恐怖の本質なのかもしれませんね。
夏の魔
作者名:谷津矢車
 なあ、“夏の魔”って知ってるか――。
 クラスメイト、“礼人”の口から飛び出した都市伝説めいた存在。
 曰く、それは夏の日差しが作り上げた影の中に棲み、日差しの中を歩くモノを深い影の底に引きずり込むのだという。“礼人”のとばっちりを受ける形で罰のプール掃除をする羽目になった“私”は最初、そんなもの、まったく信じていなかった。
 だが、その礼人が、何の前触れもなくプールから姿を消した。
 そして、“私”は知ることになる。“夏の魔”からは逃げられないのだと――。
* * * * * * * * * *
 “恐怖”って何なんでしょうか。未だに筆者には分かりません。
 もしかしたら、それは「日常の景色に潜んでいる」ものなのかもしれませんね。
隣人あるいは同居人
作者名:谷津矢車
 アマチュアのCG屋である“私”は、ある日twitterにて“くまきち”なるユーザにフォローされる。何の疑問も差し挟まずに、私はフォローを返す。
 最初はあまり気にしていなかった。二千人もフォロワーがいたこともあって、まったく“くまきち”が何者なのかが分かっていなかった。“くまきち”のことなど忘れていた“私”は平穏な日々を過ごしていた。
 だが、そんな状況が一変する。
 “くまきち”が、twitter のメッセージ機能を使って、私に接触を図ってきたのだ……。
 そして、そのメッセージをきっかけに、“私”の日常はは少しずつズレ始めていくのだった。
* * * * * * * * * *
 “恐怖”って何なんでしょうね。筆者には未だにわかりません。
 けれど、もしかするとそれは「心に潜むモノ」なのかもしれませんね。
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